コロナにより鎖国状態のようになり、海外旅行に行くことが難しい状況が2年以上続きました。アフターコロナとして、いよいよ出入国が緩和されたことで、海外旅行に行きたいと思う人は多いに違いありません。ある程度の貯金もできて、チケット購入も早めにしたいと思うことでしょう。
とはいえ、そうした海外旅行前に確認しておきたいのが、パスポート確認です。有効期限や残存有効期限がどのくらいあるのか、また引っ越しにより住所変更した場合には、パスポートはどうすべきでしょうか。
パスポートの有効期限や住所を確認
海外旅行において、最も大切なものはパスポートです。
海外に行き、自分の身分を証明するものだからです。
とはいえ、もし有効期限が切れている、あるいは残存期間がほとんどないという状態だと、チケット購入はできるのですが、行き先である外国の入国審査の際に、拒否されてしまうという苦い経験をしてしまうかもしれません。
有効期限の確認は必須であり、多くの場合、たとえ有効期限内であったとしても、残存期間が3カ月もないような場合には、入国できない可能性があります。
それで、そのような状況に気がついた場合には、まずパスポートの更新の申請をすべきです。
パスポートの更新には1週間やそれ以上かかる場合がありますので、十分に前もって更新のための申請をしておくことができます。
またパスポートの有効期限には問題がなくても、引っ越しにより現住所が変わっている場合、その部分のチェックをしておくことができます。
パスポートの状態をしっかりとチェックすることで安心して海外旅行を楽しめるのです。
パスポートの住所変更しないとどうなるの?
もしパスポートの住所が変更しており、なにもしていないという場合には、なにか問題が起きることがあるでしょうか。
そんな不安を持ちやすいですが、特になにかのトラブルを抱えるということはありませんし、入国審査でその点を指摘されるということもありません。
とはいえ、きちんとしておくのは良いことであり、住所変更したいということであれば、自分で二本線の訂正のラインを引き、その下に新しい住所を書くことができます。
その際には、旧住所の部分を修正テープで消したり、紙を貼ったりするべきではなく、塗りつぶすというのも良くありません。
単に二本線を引くだけで大丈夫です。ボールペンを使って書き、新住所を手書きするばそれでOKです。
うっかり旅行先で紛失してしまった、そんな時に、現住所がしっかりと記入されていれば、後日届られる可能性があるので、きちんとしておくのは良いことです。
仮に住所変更がなくても、入国拒否されることはないので、その点は安心できます。
パスポートの住所変更は必要なし
パスポートチェックで重要なことは、住所変更の部分ではなく、有効期限や残存期間です。
また必ず変更が必要なのは、住所ではなく、本籍地が変更されたとか、指名が変わったという場合です。それは主に結婚や離婚によりそうなることが多いです。
それでこうしたケースでは、必ず変更のための手続きをする必要があることを覚えておきましょう。
パスポートの住所変更が生じたとしても、自分で訂正をして記入することで、それが有効な身分証明書となりますので、その点で不安になる必要はありませんし、安心してコロナ後の海外旅行を楽しむことができます。
そしてもし新しいパスポート、2020年以降に発行されたものをお持ちの方であれば、住所を記載する箇所がなくなっていますので、住所変更などそのものを書けなくなっています。
それで新しいパスポートであれば、その部分が問われることもないという点を覚えておくことができます。
いずれにしても、パスポートの住所変更は求められているわけではないので、その部分を思い煩う必要はありません。
まとめ
待ちに待った海外旅行がコロナ後に可能になってきており、飛行機の本数も増えてきています。その前に確認すべきは、パスポートの有効期限と残存期間であり、十分前もってチェックするようにしましょう。
もし有効期限が切れている、残存期間が数か月しかない、そんな場合には更新申請の手続きをしておくことです。
そして住所変更は求められているわけではなく、変更しなくても問題はありません。
もし変更を記入したいということであれば、二本線を引き、新住所をボールペンで記入しましょう。そうした点をすべてチェックしたら、後は海外旅行を思いきり楽しむことができるでしょう。